ヤの字さん
休みの日に電車に乗っていたのですよ。
そしたら遠くから野太い声が聞こえてくるのです。
「こっち見てんじゃねぇよ」
「喧嘩売ってんのかぁ?」
どうやらヤの字さんのようです。ベンツは愚か、車にも乗れない
ということは相当下っ端さんなのでしょう。
その声を聞いて周囲の人の注目を集めているという事実にまで
頭が回らないヤの字さん。誰も売っていない喧嘩を買おうとして
いるヤの字さん。見えないものが見えちゃってるのかもしれません。
なんにしても車内に不穏な雰囲気を巻き起こしているのは確か。
よくみると左足を怪我しているのか包帯を巻いています。
ヤの字さんが立ち上がり、まだブツブツ言い続けています。
管理人は意を決して立ち上がり、ヤの字さんの背後をとりました。
そして数瞬後・・・
プシュー
電車を降りた後2人は駅の出口に向かって別々に歩き出しましたとさ。
こういうときにあの落書きを手渡しするような人なら落書きを書いた人を
尊敬するんだけどなぁ・・・







